中国での大地震に続いて日本国内でも岩手・宮城内陸地震が発生。よく日本は"災害大国"と言われますが,我々は"災害惑星"に住んでいて何処にも逃げ場が無いという感じもします。
台風や水害,土砂災害に関しては,精度のよい天気予測がある程度可能なこともあり事前に対策をとることも出来ますが,地震を予知することは今の技術をしてもかなり困難(賛否両論あるようですが)なようです。
ところで,いわゆる地盤の"ゆれやすさマップ"は1kmメッシュ精度のデータが内閣府のサイトから入手できます。
市町村レベルでも,より詳細な50mメッシュ~250mメッシュレベルでのマップ作成が進んでいる状況のようですので,自分が住んでいる場所が果たしてどれくらい揺れやすい地盤なのかを一度確認しておくと良いでしょう。
具体的にどのような手順で地盤のゆれやすさの判定を行うかは,上記リンクページ内の"地震防災マップ作成技術資料(以下技術資料)"に詳細に書かれています。
一言で言うと自分の住んでいる土地のAVS30(地表から30mまでの地盤の平均S波速度:技術資料p50の式)が遅いほど"ゆれやすい",早いほど"ゆれにくい"と考えて間違いはありません。
p50の式の内容とp53の表を見ると微地形区分や標高,主要河川からの距離で地盤のゆれやすさが説明できる(これまでの研究により相関が見出されている)ということがなんとなくイメージできると思います。
AVS30は地盤そのもののゆれやすさの指標ですが,実際に震度いくつでゆれるのかということは,さらに地震の規模や震源の位置等を考慮して決定していくことになります(技術資料p55~)。
ちなみに,自分の住んでいる土地の地形分類や地質時代(技術資料p34~p39のフローと併せて見るとある程度の微地形分類が出来ます)は国土地理院の5万分の1土地分類基本調査のページで確認することが出来ます。
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